TYP!CALがスウェーデンのカルト・インディ・ダンス大名曲を発掘アナログ化！知る人ぞ知るスウェディッシュ・ポップの天才Kalle JとJohan Tuvessonによる、モリコーネ＆バカラック・サンプリング使いの哀愁ネオアコ・ハウス・アンセム2曲をカップリング。

現在もKalle J名義で活動中のシンガーソングライターKalle Jönsonと、バンドNicolas Makelbergeでも活動したJohan Tuvessonによって、ストックホルムで結成されたKarl X Johanは、アルバムをリリースすることなく活動停止してしまった10年代スウェディッシュ・インディ界の秘宝的エレクトロポップ・デュオです。

とりわけ2010年にリリースされたデビュー曲”Flames”は、モリコーネが手掛けた映画「アンタッチャブル」のテーマ曲をサンプリングした流麗なストリングスとダンス・ビート、そして80’sポップス風のロマンチックで叙情的ソングライティングが融合した名曲。MVが2011年のスウェーデン・グラミー賞で最優秀ビデオ賞を受賞するなど、ローカルシーンで高く評価され、彼らのキャリアの中でもアンセミックかつ象徴的楽曲となりました。TYP!CALのオファーに応じて、リリースから10年以上の時を経て初のフィジカル・リリース＆アナログ化です。

そしてB面は、Karl X Johanの結成前夜、出会ったばかりの2人が初めて共作したという2007年の楽曲”Vingslag”を収録。こちらはバカラックから借用した華麗なストリングスが舞うオールディーズ・ポップス調のディスコ・ハウス・ナンバーで、ニッチなダンス・ミュージック探求者にとってはA面以上に抗えない魅力を放つキラー・チューン。当時7インチがセルフ・リリースされましたが、極少量プレスであったため中古市場でも入手困難となっており、嬉しいカップリングです。